全国ごはんがすすむ選手権 準決勝・決勝
- 米ラボ
2024.10.10
シリーズとしてスタートしたこの企画も3年以上経ち、
いよいよ準決勝・決勝です!
・・と、長くやってきた感じを装ってみましたが、3年以上更新が滞っていただけです。申し訳ございませんでした(^^;)。
※バックナンバーはこちら(選手権概要)(第1試合)(第2試合)(第3試合)(第4試合)
久しぶりとなりますので、ルールと審査員のおさらいです。
出揃った準決勝の組み合わせは下表の通り。
準決勝からは一度食べたおかずがマッチアップされるので印象が変わるものもあると予想されます。
結果やいかに!
― 準決勝 第1試合 —
選手紹介
【赤コーナー】
・名古屋代表:名古屋嬢ふりかけのり子さん
一回戦では鰤山椒ふりかけとの、ふりかけ天王山を制した猛者がいまふたたび!
【白コーナー】
・東京代表:鯛味噌
桃屋さんの定番中の定番。
何も変わらず100年を超えて愛される味が迎え討つ!
実食の結果は。
・・・
///////////////// 判定 /////////////////
鯛味噌の勝利!
///////////////// 感想 /////////////////
審査員A
判定 / ふりかけのり子さん:鯛みそは確かにパンチがあってご飯がたべたくなるのですが、ふりかけのり子さんはより箸が進むと思った。このためふりかけのり子さんを選びました。
審査員B
判定 / 鯛味噌:二日ぶり(※1回戦の開催は準決勝の二日前)に食べたが、どちらも初日に食べた時の感情がよみがえった。が、より鯛味噌の方が強かった。
審査員C
判定 /鯛味噌:この組み合わせだとふりかけのり子さんのインパクトがかすんでしまい、味噌の甘さのインパクトが強かった。このため鯛味噌に1票。
上記の結果となり、東京・鯛味噌が勝ち上がりました!
やはり味噌はその味の濃さもあり強いですね。
他の運営委員からは「子供ならふりかけのり子さんを選んだのではないか」との声もあり、のり子さんの健闘も話されていました。
― 準決勝 第2試合 —
選手紹介
【赤コーナー】
・九州代表:明太子
写真だけでごはんが進みそうな錯覚に襲われる、もはや卑怯なほどの強者。横綱相撲となるか!
【白コーナー】
・仙台代表:えごまにんにくラー油
一回戦ではしば漬けからストレート勝ちを奪った実力で、新時代を切り拓くか!
しっかりとした味で勝ち上がってきた両者。辛味対決でもあります。結果は。
・・・
///////////////// 判定 /////////////////
えごまにんにくラー油の勝利!
///////////////// 感想 /////////////////
審査員A
判定 /えごまにんにくラー油:どちらもご飯が進んだが、えごまニンニクラー油の方がごはんが進んだ。このためニンニクラー油に一票。
審査員B
判定 / 明太子:明太子の辛み・魚介の旨味がごはんとベストマッチしている。このため明太子に1票をいれた。自分にはえごまの風味が良く分からなかった。
審査員C
判定 /えごまにんにくラー油:好みの問題になってしまったが、にんにくの方が明太子より味が好みなのでにんにくラー油に入れました。
ここにきて完全に好みでの判断!今回はたまたまニンニクの方が明太子より好きな審査員が多かった可能性すらあります。
このような判定になったのはそれだけ両者が僅差である証拠なのか!?
・・いずれにせよ、勝ち上がった2品は出揃いました。
今、決勝戦が始まります!
― 決勝 —
一つは、東京の老舗・桃屋が生み出したその原点でもある鯛味噌。
その重厚な味わいは食卓に楽しさを追求する姿勢を体現しているとも言え、
その長年商品ラインナップを支える安定感は、
約260年続いた江戸時代の礎を築いた徳川家康のようです。
もう一つは、仙台の地で作成されたえごまにんにくラー油。
にんにくの強力な風味を地元のえごまとラー油でフォローした一品。
パンチが効いたパワフルな味わいは、
苛烈な性格で知られる仙台の名将伊達政宗の姿とも重なるのは私だけでしょうか。
結果は如何に!
・・・
///////////////// 判定 /////////////////
鯛味噌の勝利!
///////////////// 感想 /////////////////
審査員A 判定 /えごまにんにくラー油:
自分の好みの傾向としては明太子と鯛みそが好きなんですが、今回の選手権えごまにんにくラー油はダークホースだった。
他方自分は中華料理を食べると絶対白米が欲しくなるので、そちらが勝った結果です。
審査員B 判定 / 鯛味噌:
ご飯を食べ薦めていくうちに、やはり鯛みその濃厚さがごはんと合っていくと感じた。
審査員C 判定 /鯛味噌:
鯛みそを知らなかったのですが、これは自分でも今後とも購入していくと思います。今後ともよろしく、という感じでした。
決着!決勝は東京・鯛みそに軍配があがりました。やはり定番は強かった。
味噌という食品のポテンシャルを見た気がします。
それでいて味噌だけでは調味料の一つにすぎず、それを白米のお供として昇華させているのが勝利の秘訣でしょうか。
対するえごまにんにくラー油も十分な存在感を示したと感じています。
総評として審査員Bは鮭茶漬けやなっと昆布を決勝後にダークホースだと評しており、
組み合わせ次第では全然結果は分からなかったとのことです。
これは先攻後攻の順序にも言え、
また今回は昼食後に開催しましたが空腹のうちに行い1dayトーナメントだったらまた違う結末だったかもしれません。
以上、桃屋の鯛みそで第一回ごはんが進むおかず選手権は幕を閉じました。
しかし全国にはまだ見ぬ白米のお供がまだまだあり、また新しいおかずも生まれていきます。
また機会を見て開催・そして皆様に美味しいおかずを紹介したいと思います!
もう一度、今回の代表選手URLを紹介してこの記事を終わりたいと思います。
・名古屋代表:名古屋嬢ふりかけのり子さん
サイトURL:http://www.arakinoriten.com/
・富山代表:鰤の山椒ふりかけ
サイトURL:https://www.kabu-yoneda.jp/SHOP/8111.html
・東京代表:株式会社 桃屋 鯛みそ
サイトURL:https://www.momoya.co.jp/shop/products/detail/1
・新潟代表 さけ茶漬け
サイトURL:https://www.kashimaya.com/items/dtl100.aspx?p_cd=33100
・九州代表 明太子
サイトURL:https://www.kuradashi-mentai.com/
・札幌代表 なっと昆布わさび
サイトURL:https://www.hikarikaisou.co.jp/
・仙台代表 えごまにんにくラー油
サイトURL:https://item.rakuten.co.jp/meihann/10000071/
・大阪代表 しば漬け
サイトURL:https://top.doishibazuke.co.jp/
ライター:ごはんがすすむ選手権運営委員高橋