おすすめ!!「金のいぶき」
- 米ラボ
健康診断での指導
年に1回、健康診断を受診します。
全ての項目が「異常なし」なんてことはここ何年も無く、大概一つや二つ(場合によっては三つくらい…)「要観察」か「再検査」となります。今回ももちろんそうでした。
その上「特定保健指導」っていう連絡も毎回のようにあり、大抵は肥満と高血圧を指摘されます。
私、腹囲90㎝、BMI 26.9、血圧144/96の「メタボリックシンドローム予備軍」だそうです。
決してメタボリックシンドロームではありません。予備軍です。
ただし、保健指導レベルは「積極的支援」に該当するようです。
早速、まずは5㎏のダイエットをするよう指導を受けました。
このような通知が届くのだ!!
メタボ予防に運動
若い頃、運動もしていましたし、たぶん新陳代謝自体もよかったのであまり肥満の心配はしていませんでした。
しかし齢50を過ぎてくると運動はしないし、代謝は悪くなるし、さらに自堕落な生活も続いて体重はみるみる増加傾向となっていました。皮肉にも身長は年々僅かながら縮んでいるにもかかわらず横への成長は止まることを知りません。おまけに昨今のコロナ禍の状況で「外飲み」自粛の反動で「家飲み」に精を出すようになり、ますます横成長が加速していく状態となっていました。
このままではいけないと思い、何か簡単で手軽に無理なくできる運動はないものかと思いウォーキングを始めることにしました。
さすがに毎日とはいきませんが通勤時にちょっと遠回りして会社に行くようにしています。
また、ぶら下がり健康器も買いました。
一時ブームにもなった「ぶら下がり健康法」ですが最近はあまり聞きません。健康や減量への効果は不明ですが、やってみると背筋が伸びて意外にも爽快です。上半身の筋肉も鍛えられているように感じます。身長が縮んでいくのを防ぐ効果もありそうです。
ウォーキングとともに継続してやっていこうと思っています。
食生活の改善
そして健康には何より食生活が重要だと考え主食を白米から「玄米」変えてみました。
「玄米食」を調べてみると玄米の胚芽やヌカにはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれているそうです。逆に言えば白米は栄養のある部分を取り除いていたことになります。もったいないことです。
玄米は「完全栄養食」と言う方もいるそうです。
完全栄養食とはいい響きです。まさに健康によさそう。プラシーボ効果絶大です。
先日部屋を整理していたとき10年前の雑誌がでてきました。
それには瀬戸内寂聴さんが52歳で軽いクモ膜下出血を患ったとき玄米菜食だけで完全に治したという記事がありました。
エビデンス的には非常に貧弱ですが少なくとも玄米食の効果を示す一例にはなりそうです。
とにかく玄米食は身体にはよさそうです。
「玄米食しています!」と聞くだけで何故か健康に対する意識の高さを感じさせます。
しかし玄米食の難点はなんといっても食べにくいこと。
寂聴さんも「あんなまずいもの続けられない」と1年半で玄米菜食やめてしまったそうです。
白米ご飯はやはりおいしいです。
以前このケツトジャーナルでも紹介ありましたが(「玄米をくじけずに食べる方法」)、玄米をおいしく炊飯するにはなかなか手間がかかります。
玄米食に慣れないとお腹をこわすという話も聞いたことがあります。
健康にいいとは分かっていても玄米食がなかなか広がらない理由かもしれません。
しかし、その問題を解決できる玄米があるのです!
玄米食専用品種
それが宮城県古川農業試験場で開発された玄米食専用品種「金のいぶき」です。
この金のいぶきは白米と同様に家庭の炊飯器で普通に炊いておいしくいただける優れものの玄米です。玄米食初心者にとって取り組みやすいおコメです。
おいしさだけではなくこのおコメは胚芽部分の大きさが通常玄米の約3倍、アミノ酸の一種のギャバやビタミンEなどの栄養素を豊富に含んでいるとのことです。ビタミンEはアンチエイジングに効果があるそうです。50代にとって「アンチエイジング」とは魅力的な言葉です。また食物繊維も豊富で腸内環境改善にも効果があるそうです。
おいしくそして健康にもいいまさに申し分のないおコメです。
この玄米を食べ続ければメタボリックシンドローム予備軍から脱退できると思い、早速朝晩の食事は金のいぶきを主食とする生活が始まりました。
「金のいぶき」実食
金のいぶきを炊飯してみました。炊飯のしかたは通常の白米とほぼ同じです。
一口食べると口中に玄米の香ばしさが漂います。プチプチした触感がありよく咀嚼するようにもなります。そして噛みしめると強い甘みも感じられます。低アミロース米なのでもちもち感もあります。
これなら毎日いけそうです!
おいしさは勿論のこと何よりも健康にいいということで身体中に喜びがあふれてきます。
・・・
金のいぶきの玄米生活が始まって早1か月がたちました。残念ながら体重は81.5㎏から81.3㎏とほとんど変化ありません。カロリーは白米と変わらないことを忘れてはいけません。もう少し量を減らさないといけないようです。
でも血圧はぎりぎり正常値に収まるようになりました。
このまま金のいぶきを食べ続ければそう遠からずメタボリックシンドローム予備軍からおさらばできそうです。
こんな素晴らしいおコメがまだまだ知られていないのは残念なことです。ぜひ多くの方に食べてもらいたいおコメです。
「金のいぶき」はインターネットでも購入できます。
宮城県が誇る「金のいぶき」を皆さんもご賞味ください。
ライター:まるちゃん
参考文献・サイト
・金のいぶき公式ホームページ https://kinnoibuki.pref.miyagi.jp/
・巨大胚芽米「金のいぶき」は玄米と銀しゃりの常識をかえるhttps://project.nikkeibp.co.jp/mirakoto/atcl/food/h_vol50/
・玄米ブーム⁉ 巨大胚芽米「金のいぶき」に注目集まるhttps://special.nikkeibp.co.jp/NBO/businessfarm/bizseed/18/
・文芸春秋2011年11月号「100歳まで元気な人の秘密 長生きする人の共通法則」