玄米精米白度計C-600《開発秘話》その1
- 開発秘話
今回は、玄米精米白度計C-600の開発秘話をお届けします。
一般的には馴染みのない「白度」を測定する本器は、まずどのような器械なのか、またどのような場面において活用されるのか、開発に携わった3名にお話をうかがいました。
編集部:まず、今回(インタビュー日:2020年4月16日)は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受けての在宅勤務や時差出勤の最中ですが、本日は開発メンバーと営業担当者が社内に勢揃いしていますので、しっかりと各人の距離を取りながら行いますね。社内的には業務中はマスク着用も必須ですので、もちろんこのまま行います。
宜しくお願いします。
3密を避けて、緊張感のあるインタビューになりました
開発メンバー:宜しくお願いします。
開発メンバー左から 営業:櫻本氏、機構設計:小島氏、電子回路設計(当時):市川氏
編:本題の前に、技術部門の市川さんと小島さんは、電子回路や機構の設計業務をしつつ、社内ではアスリートというかスポーツ好きなキャラクターとして知られていますよね。頭を使うデスクワークと身体を使うスポーツの両立は良いものですか?
市:良いと言っていいかはわからないですが、オンオフの切り替えにはなっていますね。
編:市川さんはテニスを長年やられていて、今も続けていますよね。他のスポーツもやられていますか?
市:テニスは毎週、ゴルフはたまに、ダイビングなどもやることがあります。
編:大会などにも出場されてるんですか?
市:テニスは東京都の大会に出場したりしたこともありますよ。もっとも今は、新型コロナの影響で大会はもとよりクラブ自体も閉鎖されていますけどね。趣味とはいえ大会に向けて練習して仕事以外で緊張感がある生活というのは面白いですよ。
編:そして、小島さんといえばマラソンやトレイルランですが、最近の大会の様子はどうですか?コロナの影響はありますか?
小:大会はやはり中止が続きますね。コロナの影響なのか、街を走るランナー人口は増えています。私は最近ですと2月に京都のマラソンに出場しましたが、それ以降は大会自体がないです。京都では、市内の北側をぐるっと回って平安神宮の鳥居前でゴールというコースでロケーションとしては楽しかったです。
編:ちなみに記録はどれくらいでしたか?
小:2時間45分くらいです。(アッサリ)
編:えーーー!(笑)早い!アマチュアトップクラスでしょうかね!
余談が長くなりますが、興味あるので聞きたくなってしまいます。たとえば毎日練習で走ると思うんですが、どれくらいの距離を走るんですか?
小:時期によるので1日何kmとか決めていないのですが、だいたい月間500kmくらいですね。(アッサリ)
編:え!!単純に割ると1日20km弱ですか!これをかれこれ10年以上続けているのでしょうけど、日々の積み重ねが大切なんですね。
小:ここ10年くらいはそんな感じですね。あと、2時間45分でも70〜80位くらいなので、全然トップではないですよ。
編:えー、一応お聞きしますが、営業担当の桜本さんはスポーツやってるんですか?
桜本:一応答えますと、前はボルダリングをやっていて会社の同僚とも通ってましたが、最近はやめて、小島さんの前では言いづらいですがマラソン、いや、ジョギングを始めました。コロナの影響による運動不足も感じています。
編:営業部門でも数名マラソンというかジョギングをしている方がいると聞いています。ジムやスタジオも閉鎖されているので、いかに運動を持続するかは悩むところですね。
さて、本題に移りますか。では、そんな社内屈指のアスリート3名が携わった白度計C-600についてお話をうかがっていきたいと思います。
白度計とは
編:まず、この玄米精米白度計という器械は、一言で言うとお米の白さを測る器械ということで良いのでしょうか。
市:お米の白さというより、玄米の搗精度を測定する器械、言い換えれば「搗精度計」といっても差し支えないものだと思っています。
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