米粉の日
- 米ラボ
皆さんこんにちは。
突然ですが、明日8/18が何の記念日かご存じでしょうか。
・・そうです、米粉の日です!
「こめこ」の日なんてあるんだと思いきや、そうではありません。
米粉は米粉でも「こめこ」ではなくビーフンの日なのです!(米粉と書いてビーフンと読みます。念のため。)
というわけで、今回はこめこの話題と見せかけて、ビーフンの話題です。
ビーフンはインディカ種のうるち米を原料とするライスヌードルで、中国南部福建省が発祥とされるアジア圏に広く定着している食物です。
台湾語の発音では「米粉」と書いてビーフンと読むため、日本では外来語としてカタカナでビーフンと表現するのが一般的です。ベトナムだとブン、タイだとセンミーというように国によって呼び名が変わります。
日本でも割とよく見かけるベトナムのフォーは原料も製法もほぼ同じですが、きし麺状にしてあるところに違いがあります。
今や日本でもポピュラーなベトナム料理「フォー」もビーフンだったとは!
さて、記念日の話に戻しましょう。
なぜビーフンの日が8/18かというと、“米”の文字を分解すると八十八になることにちなんでいます。八十八歳で米寿のお祝いをするというアレと同じです。
「いや、それだと・・。えっ?米の日じゃないの?」って思いませんか?(笑)
実はビーフンの日は、一般社団法人日本記念日協会に認定登録されている、れっきとした記念日なのです。
そして同日は、米の日としては認定登録されていません。あくまで主役はビーフンです。
気になったので、関連記念日を挙げてみます。
日本記念日協会のHPで記念日一覧と概略が見られますが、非常に面白いです。一企業のPRやイメージづくりというのももちろんありますし、地域色というか町おこしのような雰囲気を感じたり、語呂合わせの苦悩が見え隠れする部分も想像が湧き止みません。
ご興味があればご覧いただくとよろしいかと思います。
今回はビーフンの歴史を紐解こうかと思っていましたが、たまたま発見した記念日の話に話題が逸れてしまいました。ビーフンについてもっと知りたかった方はごめんなさい。また別の機会に深掘りしてみようかと思いますのでご期待ください。
ライター:ドロップD太郎
【参考資料】一般社団法人日本記念日協会HP https://www.kinenbi.gr.jp/ フリー百科事典Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ビーフン