ケツトジャーナル

第142回秋田県種苗交換会に出展しました 2019/10/30(水)~2019/11/5(火)

    • 展示会

日本で最も歴史ある農業展示会「秋田県種苗交換会」に、当社は本年も参加いたしました。

本展は明治11(1878)年、元々はその名の通り生産者が自分の種苗を持ち寄り交換する会として始まり、それから年に一度、戦時中も途絶えることなく140年以上続いております。
現在では農機具メーカーや当社のような測定器メーカーまでが出展する、秋田県いや日本を代表する一大農業イベントです。
農機具展示会はイベント全体の一部で、生産者が稲、果樹、花きなどを出品する品評会や、郷土芸能発表会、墓石販売、包丁実演販売、猪鍋などの飲食店ブース出店などのイベントがあり、さながらお祭りのような賑わいです。

会場は県内各市町村が持ち回り毎年変わるのですが、今年は秋田犬発祥の地、大館市が会場となりました。1週間でなんと80万人以上の方がご来場されたとのことです。

当社は、協賛会場の一つであるニプロハチ公ドーム内の「農業機械化ショー」にブースを出展しました。
珍しく屋内の会場でしたので、ご来場のみなさまも天候に左右されることなくご覧いただけたと思います。
毎年各生産者様、集荷業者様、農業高校の学生さんを始め秋田県内のみならず、全国各地より多くのお客様にご来場いただいております。

当社は、おなじみの米麦水分計「ライスタ」をはじめとしたお米の分析機器を中心に展示しましたが、特に毎年ご好評いただいておりますのが、お米の分析コーナーです。
生産者の方々が手塩にかけて育てられたお米をご持参いただき、弊社の成分分析計でお米のいわゆる食味を分析します。

今年も高得点を楽しみにいらっしゃる多くの生産者の方々にお立ち寄りいただきました。
毎年顔なじみになっている方々もおり、年に1回の種苗交換会の会場でお会いできることが楽しみの一つです。

こちらの無料測定コーナーで使用する成分分析計「AN-820」及び「AN-920」は、お米に光を当ててタンパク、水分、アミロースを測定しお米の品質評価値を算出します。

お米に当てる光は近赤外線ですので、非破壊でかつ40秒程度で測定が可能です。

全国各地の精米工場、JA、米穀店等で使用されている品質測定器です。

 

また昨年発売開始となりました穀粒判定器「RN-700」も、実際に触れていただきご好評いただきました。

こちらはお米をトレイにサッと広げてセットするだけで、簡単・正確にお米の外観品質を測定し結果を表示することができます。

 

弊社は全国各地で開催される農機展示会で農業に関わる測定機器の展示を行っています。

ご興味がある測定器がございましたら、ぜひお気軽にお声がけ下さい。

 

2020年は横手市での開催が決定となりました!

また来年も多くのお客様にお会いできることを楽しみにしております。

仙台営業所・鈴木

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