ケツトジャーナル

好みに合ったお米選び(その2)

    • 米ラボ

前回(その1へ)、お米を選ぶポイントを大きく3つに分けて紹介すると書きました。

それぞれのポイントは、以下の通りです。

1.用途に合わせて 2.おかずに合わせて 3.好みの食感に合わせて

 

今回はいよいよ1から順番に品種を紹介します。

1.用途に合わせて

私たちに最もなじみ深い「コシヒカリ」は、全ての品種の元となっている品種です。味や食感のバランス良く、何にでも合うオールマイティーな品種です。その他バランス型としては、「あきたこまち」などが挙げられます。店頭でよく見かけるのもバランスが良いからなんでしょうね。

そして、おにぎりやお弁当に向いている、冷めてもおいしい品種としては、「ゆめぴりか」「あさひの夢」などがあります。

 

2.おかずに合わせて

お米自体がさっぱりとしていて、和食や軽い朝食、丼物向きに「日本晴」「ななつぼし」「ササニシキ」などが挙げられます。

一方、洋食などの濃い味の料理にも負けない、甘味や粘りが特徴の「ひとめぼれ」や「つや姫」、「いちほまれ」が代表的です。

またユニークなところでは、カレーライスに合うお米として、ジャポニカ種(日本型)とインディカ種(インド型)を掛け合わせ、表面の粘りを少なくしながらルーの絡みや粒立ちを良くした「華麗舞」など、目的に特化した品種も見られます。

 

3.食感に合わせて

食感にこだわる時には、お米11粒をよく見てみてください。

「ミルキークイーン」「ハナエチゼン」「おぼろづき」など少し白いものは、柔らかく粘りが強いものが多いです。

「ふくまる」「きらら397」「天のつぶ」など大きくて丸いものは、粒が立って噛み応えがあります。

 

最近では実店舗・ネット店舗でも少容量のものや取扱い品種数が増えているので、今日の料理のおかずは何にしようかなと考える時にぜひ上記の表からお米も一緒に選んでいろいろ食べてみてください。

ここに紹介したものは、あくまで「米ラボ」独自の見解です。ちょっと違うなと思うこともあるかもしれませんが、それがご自身にとっての正解だと思います。さまざまな味や食感を楽しんでいるうちに、お気に入りがきっと見つかりますよ。

 

ライター:Nokko

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