ケツトジャーナル

好みに合ったお米選び(その1)

    • 米ラボ

普段みなさんは、スーパーやネットでお米を購入する時、どんな選び方をしていますか?

1つのお店で見てみても、子どもの頃から慣れ親しんでいる品種や、売られている地域周辺で収穫された品種、また、収穫の時期になると新米として収穫が始まった品種など、さまざまなお米が目に付きます。

一方で、毎日食べるお米には、案外自分の好みがあることにも気づいているのではないでしょうか。

それゆえ、安いお米を買ったら美味しくなかった、CMで見たことあるものを買ったら少しイメージと違ったなど、自分好みのおいしいごはんが食べたいなぁと思っても、どれを買ったら良いのか分からない…そんな現状だと思います。

現在、日本で栽培されているうるち米(ごはん用)の品種数は約290あります〔農林水産省「平成31年産銘柄別品種検査数量(水稲うるち玄米)」より〕。

なぜこんなに多くの品種があるのかというと、地域の環境(地形・土質・水質、気温、日照・降雨量など)や、嗜好の広がり(ねばりが多い、甘味が強い、一粒一粒を感じられるなど)、その他の需要(外食向けに収穫量を増やしたい、狭い・痩せた土地の有効活用など)といったさまざまな要素によって品種の改良がなされているからなのです。

 

そこで、膨大な品種の中から今回は、選ぶポイントを3つに分けてそれぞれに合った代表的な品種をご紹介します

1.用途に合わせて
● どんなときも安心。味と食感にバランスのとれた品種

● おにぎりやお弁当に。冷めても美味しい品種

2.おかずに合わせて
● さっぱりとした和食に合う品種

● こってりとした洋食に合う品種

3.好みの食感に合わせて
● 柔らかくて、粘りのある品種

● 粒が立って、噛み応えのある品種

 

ライター:Nokko

品種名の紹介は(その2)へ>

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