小型精米器「パーレスト」《開発秘話》Part6・実器レビュー2
- 開発秘話
タイマーの威力
開発者一押しのタイマーも試してみました。パーレストタイマーTZ-910です。
タイマー自体には電源がなく、本体に接続することで動作できます。
本体のスイッチを「TIMER」にして、タイマーをON。
駆動時間をセットして、「START」キーを押します。
搗精が始まりました。
タイマーではあるのですが、キーで離れた本体を操作するので、まるでリモコンのような使い勝手です。
搗精中はカウントダウンして……、設定時間がくると停止します。
停止しても排出までは自動ではないので、レバーを開きます。モーターが動いて精米が排出されます。
初回こそ精米の搗精具合を確認して時間調整をする必要がありそうですが、おそらく推奨されている40秒を基本として、玄米の含水率等によってあとどれ位節約できるかなどを調整するのではないでしょうか。
2度目以降は、精米を取り出してすぐに次の玄米を投入。蓋をして、STARTキー。
放置。
この間は自由時間!
自動で終了。終了を知らせるブザーなどはないですが、モーター音が無くなりますので静かな室内ですとわかりますね。仮に終了がわからなかったとしても勝手に終わっていて、あとは排出を自分のタイミングでできるので、問題ないでしょう。
噂のパーレストタイマー。よく考えられていて、確かに便利です!
現場ではこれまでの待ち時間が丸々なくなるわけですから、まさに「働き方改革」と言っても過言ではないでしょうか、どうでしょうか。
本器は測定値を表示するような測定器ではなく、測定のための補助器具ですが、開発者の工夫と試行錯誤が詰まっていることがわかりました。
いずれにせよ、実際に触れてみると多少なりとも良い部分がわかるのではないでしょうか。
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