小型精米器「パーレスト」《開発秘話》Part5・実器レビュー1
- 開発秘話
実際にパーレストを使って、玄米を搗精してみました。
片手使いがキーワード
まず筐体のサイズです。初代パーレストに比べてカタログ上のサイズは全く同じです。サイズ表記は、幅・奥行・高さの最大値ですが、新型の背面には「ぬか取りケース」が搭載されているため、実際には新型のボディーが一回り小さく、簡単に片手で持ち運ベルサイズです。ただ、重さが2kgなのでサイズの印象からするとズッシリと感じます。
蓋を開け、玄米を投入します。
蓋を閉めて、スイッチオン。
蓋を閉めた状態のまま、親指でスイッチを入れられます。片手で済んでしまいます。
搗精中はガーッと音が鳴っています。玄米だと30〜40秒ほどで終了とのことですので大体時間を見ながら……終わったかな?で、排出シャッターのレバーをつまんで内部シャッターを開けます。
このシャッターを開ける動作ですが、筐体のくぼみに人差し指、親指でレバーの操作という動作を無意識で行っていました。片手でのオペレーションを意図したデザインになっているようです!
内部シャッターが開くと排出ケースに精米が排出されると同時に、モーターが自動停止します。
搗精完了。搗精具合は玄米の含水率等によって変わってくるそうなので、実際に精米を目視して足りなかったら再度搗精します。
ちなみに、蓋が開いている状態ではモーターは動作しません。安全機構だそうです。確かにこの状態でモーターが回ったら危険ですし、玄米も飛び散ってしまいますからね。
また、背面のぬか取りケースは透明ですので、ぬかが溜まるのが目に見えます。地味ですが便利な工夫です。