I :日本酒の裏のラベルに精米歩合何%と書いてありますよね。 日本酒造りには、酒米玄米を削っていって精米の中心部の白く濁った部分を使います。削るほど雑味が少なく香り高いお酒になると言われていて、削る度合いを精米歩合と呼びます。ちなみに、精米歩合70%以下で「本醸造」、60%以下で「吟醸」、50%以下で「大吟醸」の表記ができます。
I :パーレストの役割は、主に原料玄米の品質チェックに使用されると思いますが、研究用に段階別サンプルを作るとか、品種別サンプルの比較とか、様々な利用法が考えられます。 とはいえ、パーレストに精米歩合何%という目盛りがついている訳ではないので、最初は実サンプルの質量測定をしながら時間を設定する必要があります。そもそも、玄米の品種や含水率によって搗精時間も変わってくるので、試行錯誤は必要です。
編:ただし、搗精時間を合わせれば、同程度のサンプルを多数作れるわけですね。
I :そうです。サンプル作成において時間を合わせることが重要ですので、今回は別売のタイマーも一緒に開発しました。