農業倉庫基金様の水分計研修動画撮影に協力しました
- 米ラボ
2024.4.11
皆さんこんにちは。
この度、公益財団法人農業倉庫基金様による
カントリーエレベータでの穀物温度・水分測定に関する研修動画の撮影に協力いたしました。
◯カントリーエレベータとは
穀物は収穫したまま倉庫に放置すると発酵してしまい、商品として扱えなくなってしまいます。
そこで、穀物専用の乾燥・貯蔵・調製・出荷を一貫して担う共同倉庫、
「カントリーエレベータ」という施設が活躍しています。
乾燥事故が起きてしまうと、大量の穀物の品質劣化や廃棄の原因になりますので、
水分計などの測定データを活用して、穀物が適切な品質になるよう乾燥調製しています。
お米の場合は、水分が高いと発酵しやすくなりますが、乾燥させすぎると割れやすくなります。
また、重さも目減りしてしまうので経済損失にも繋がります。
気温や天候にも配慮しつつ、ちょうどいい塩梅の乾き具合になるよう乾燥温度や時間を調整しています。
◯動画について
公益財団法人農業倉庫基金 様が制作した動画は次の構成となっています。
第1章 乾燥中の穀温度・水分測定の重要性
第2章 火力乾燥(連続送り式・循環式)施設のサンプリングと穀温測定
第3章 火力乾燥(連続送り式・循環式)施設の水分測定
第4章 貯蔵乾燥方式(丸ビン)施設のサンプリングと水分測定
弊社水分計の使用に関してご協力させていただきました。
普段水分計を扱う方はぜひ取扱方法の再確認として、農業にかかわらない方は、
ちょっと裏側が垣間見れる動画としてご覧いただけますと幸いです。
営業部・久保(敬)