酒造りも一段落、日本酒造と酒米水分のお話
- 米ラボ
2023.8.17
今年も5月に「全国新酒鑑評会」が開催されました。
「全国新酒鑑評会」とは、
独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が全国規模で開催している清酒鑑評会です。
分かりやすく言うとその年の日本酒の出来を競うコンテストで、
特に優れた日本酒には【金賞】が送られます。
今年は出品総数818点から金賞酒が218点という結果になったそうです。
酒造りは米の収穫が終わり、寒くなってきた頃から始まります。
日本酒は米と水と米麹で出来ています。
日本酒は米と米麹を発酵し、熟成させて造る醸造酒ですから、
発酵の邪魔をする他の菌が繁殖しにくい寒い時期に行われるのが一般的です。
当社製品のライスタf7は、
日本酒造りの最初に行われる酒米精米を水で洗う《洗米》前に使用されます。
酒米精米の水分を予め測定し酒米精米の水分量から、
どれくらいの秒数で洗米するか等を判断する材料としています。
水分管理がいかに大事か分かる事例です。
「一麹、二酛(にもと)、三造り」と言われるように、
酒造りで一番大切なのは麹であるとされています。
ライスタf7では枯らし麹の水分測定も可能となっております。
<豆知識>
酛(もと)とは酒母(しゅぼ)のことで、日本酒を造る土台となる液体のことです。
蒸米、麹、酵母、水、乳酸で出来ています。
令和5年の酒造りはまだ先ですが、ライスタf7をご活用いただければ幸いです。
営業部・廣瀬
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